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沖縄の気候

沖縄は日本で唯一の亜熱帯気候に属する場所で、平均気温は那覇で23℃前後、宮古島や石垣島は沖縄本島に比べて南に位置する為、那覇より0.5〜1℃程度平均気温が高くなります。
夏場の気温は北日本を除く地方とあまり変わらないの対し、冬は10℃近くも沖縄の方が暖かくなる為、1年を通して気温の寒暖差が少なく過ごしやすい地域です。

が、しかし!紫外線が強く、九州の約1.5倍、北海道の約2倍の紫外線量になるので、夏場なんかは紫外線で熱いと言うより“痛い“です。
冬でも日焼けする事がありますので油断はできません。


雨が多い沖縄

ではもう少し詳しく沖縄の気候を紹介しましょう。

沖縄は、アジア大陸の東に位置することと、海に囲まれ付近を温暖な黒潮海流が流れている事で、比較的風が強く気温も35℃を越える日はほとんどない“海洋性亜熱帯雨林気候(亜熱帯海洋性気候)という特徴的な気候になっています。

温暖な黒潮海流が蒸発し雲を発生させ雨を降らせるので、年間の平均降水量は那覇で約2000mmと日本国内でも多い方になります。
しかし、大きな河川がほとんど無い為、水の確保が難しく以前は度々断水が発生していました。
その為、沖縄では断水対策として多くの家で貯水タンクが設置され、現在でも貯水タンクのある家が多く見ることができます。(真ん中の家の屋根にある四角いコンクリートに囲まれたものがタンク)


現在はダムの整備が整ったことで、沖縄本島はほとんど断水する事はなくなりましたが、小さな離島ではまだまだ断水になる事があります。

この海洋性亜熱帯気候の恩恵が顕著に現れているのは“やんばるの森“と呼ばれる沖縄本島北部にある森ではないでしょうか。
沖縄本島北部、やんばるの森は北緯27度付近に位置しており、世界的にみてもこの緯度付近は乾燥した地域や国が多くあります。
しかし、やんばるの森は木々が生い茂り希少な動植物が生息する森になっています。
その事から、やんばるの森は“奇跡の森“と呼ばれたりもします。

これは、海に囲まれた海洋性亜熱帯気候がもたらす恩恵と言えると思います。

季節を表す沖縄の言葉

沖縄では気候に関する言葉がいくつかあります。
季節風や梅雨など、四季ごとに特徴的な気象現象があり、特に風にまつわる言葉は多くあります。

二月風廻り(ニンガチカジマーイ)

冬の終わりから春先にかけて吹く風の事を言います。
いわゆる“春一番“です。
この風が吹くと天気の急変が起こり、海が荒れ海難事故の発生が多くなると言われ、海人(漁師)などから恐れられています。


うりずん(陽春)

沖縄では例年4月の上旬に寒の戻りがあり、10℃以下になる事もあります。
この寒の戻りを過ぎると、穏やかな暖かい日が続く事になり、1年で最も過ごしやすい季節になります。
この季節の事を“うりずん“と呼びます。

小満芒種(スーマンボース)

沖縄では春から夏に変わる時期、5月中旬から6月下旬が二十四節季(1年を24の季節に分けたもの)小満・芒種(スーマンボース)の時期にあたり、沖縄ではこの時期が梅雨と重なる為、梅雨の事を小満芒種と呼ぶ。
なので、梅雨=「小満芒種」ではなく、正確には“梅雨の時期“が小満芒種となる。

因みに沖縄の梅雨は、はじめは南からの湿った気流が弱い為“しとしと雨“で、後半は強い雨が多くなり、末期になると豪雨も発生します。
その後に梅雨明けすると言うのが基本的な流れです。(本土と同じように梅雨の中休みや空梅雨の時もある)

夏至南風(カーチーベー)

沖縄では例年通りなら、6月中旬から下旬に梅雨明けとなります。
この時、南シナ海から10〜15m /sの南寄りの季節風が吹き始めます。ちょうど夏至の時期に当たる事から、この季節風の事を“夏至南風(カーチーベー)と呼び、本格的な夏の到来を告げる風となります。

夏の天気

普通、夏場の天気は低・高気圧が偏西風に乗って移動する為、西から東に変わっていきますが、沖縄の場合は東から西に天気が変わっていくのが特徴です。
これは、沖縄が低緯度にあって偏東風の影響を受ける為と言われています。
偏東風に乗って張り出してきた太平洋高気圧に入ると、高温の乾燥した吹き下ろしの風が吹きます。
そして、沖縄の南の海上で発生した台風は、この偏東風の影響を受けて沖縄近海まで近づく為、沖縄は台風の襲来の多い地域になります。

新北風(ミーニシ)

9月中旬になると、夏の偏東風が弱まり、10月のあたま頃になると偏東風の代わりに北東からの季節風が吹き始めます。
この時、初めて吹く風の事を“新北風(ミーニシ)“と言います。

小夏日和

立冬頃に、移動性高気圧が通り北東季節風が止み、穏やかな晴天になる事が多くあります。
この暖かい日和を本土では「小春」と呼ぶが、沖縄ではまだ日中は暑く30℃になる事もあり、南風が吹くと蒸し暑くなる為「小夏日和」と呼びます。

冬の天気

冬の天気は“西高東低“の天気で、大陸(シベリア・中国)性高気圧と太平洋性低気圧に挟まれます。
シベリアや中国大陸の広大な地表は放射冷却で冷やされ、寒気ができます。
その寒気が季節風(モンスーン)として沖縄に吹きます。
夏場は海から、冬場は大陸からと真逆に風が吹きます。

冬場の沖縄は、冷たい季節風が吹くと、海面が暖かい為蒸発が盛んになり雲が出来やすく、曇りや雨の天気が多くなります。
なお冬場の季節風は北、もしくは北東の風で風向きがあまり変わらなく長時間拭く為、波が5m〜6mと冬場の海は荒れる事が多い。



沖縄の風

沖縄は10月〜3月が大陸からの季節風が、5月〜8月は海からの季節風とほぼ真逆の風が吹きます。4月と9月は風の衣替えの季節になります。

沖縄の台風

沖縄は台風銀座と呼ばれるほど台風の襲来が多い地域です。
年平均25.6個の台風が発生し、うち日本に接近したのは11.4個。そのうち7.4個の台風が沖縄に影響を及ぼしています。
本土への上陸が年に2〜3個なので、沖縄がいかに台風の多い地域かわかると思います。


4月〜12月まで台風は発生しますが、1番多いのは8月〜9月になります。

因みに、過去最高の勢力の台風は1966年9月5日、宮古島を襲った台風18号で、最大瞬間風速が85.3m /sという風を記録。
宮古島の半数以上の家屋が損壊し、サトウキビの7割が収穫不能になる事態に陥りました。

年間にいくつも台風に見舞われるので、沖縄の人は台風の中心気圧(hPa)を見て大体の風の強さが分かります(笑)
気象庁の雨雲レーダーの他に米軍のレーダーなんかを見て進路の予想をする人もいます。

最後に


沖縄の天気の特徴を挙げましたが、なんとなく参考にして沖縄旅行なんかに役立てばと思います。

最後に、沖縄の夏を楽しむ際、5月〜6月は梅雨の雨、8月〜9月は台風が最も多い時期なので年間の降水量が多い月になります。
ただ7月は、比較的降水量が少ない月になっていて、さらに沖縄は1番暑いのが7月になるので、沖縄の夏を楽しむ場合(旅行に訪れる場合)は7月がおすすめです。

参考までにどうぞ。




かいたひと
ゴリラ勇介

沖縄で「ゴリラコーポレーション」というコンビで芸人をやっています。
普段は漫才やコント、新聞での執筆活動、ラジオで喋るのも聴くのも好きで、ラジオ沖縄では「people wave α」という番組もやりつつ、タイムテーブルでラジオコンシェルジュを執筆しています。RBCiラジオでも「只今いきものんちゅ」という番組をやっています。

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