沖縄の海

沖縄と言えば?と聞いて、まず思い浮かべるのはやっぱり「海」でしょうか。

沖縄の海は世界でもトップレベルの美しさを誇りますからね。

ではみなさん、沖縄の海がなぜこんなにきれいなのか分かりますか?

それは、まず第一に「サンゴ」です。

沖縄の海を語るうえでサンゴは欠かせません。世界には約800種類のサンゴが存在すると言われてて、そのうちの約200種類のサンゴがこの沖縄で確認できると言われています。世界のサンゴの1/4ですよ!これはすごいことです。

じゃあそのサンゴの働きはというと、水中の二酸化炭素を取り入れて酸素を輩出する光合成(これはサンゴ自体がやってるわけではなくサンゴと共生している褐虫藻という植物プランクトンが光合成)して、海水を浄化しています。

そして沖縄を取り囲む黒潮は、流れが速くプランクトンが少ない為濁りにくい。

さらには死んでしまったサンゴは白化して沖縄の白い砂になります。海の中にある白い砂は太陽の光を反射しやすく、より海の透明度をあげてくれる。等々・・・。

こんな感じで、色んな理由が重なって沖縄の綺麗な海が出来上がっているんです。

言ったら「奇跡の海」なんです。

この綺麗な海をいつまでも残していきたいですよね。

でもね、光が当たるところには必ず影ができます。この綺麗な沖縄の海にももちろん影はあります。それは、魚がじゃかじゃか~している!(笑)

※じゃかじゃか~は沖縄の方言で「水っぽい」っていう意味です。

刺身で食べるとよくわかるんですが、色とりどりのカラフルな魚達は、海水温の影響もあって北海道とか寒い地域の魚に比べると確実に水っぽいです。(やっぱ寒いところだと人間も身がぎゅっと引き締まりますからね)

あと綺麗な海の理由で挙げた「プランクトンが少ないから濁りにくい」これは逆を言えば、魚達のエサとなるプランクトンが少ないということでもあります。

もちろん、沖縄にはそんな魚達をいちばん美味しく食べられる調理法も昔から伝わってはいますのでご安心を。

そして海と言えば、沖縄の人はあまり水着で泳がないっていうのも特徴かもしれません。

じゃあ何で泳ぐのか?というと、洋服を着たままです(笑)

これも結構有名な「沖縄あるある」ではあるんですけど、特に学生なんかは部着という部活で練習の時に着る洋服のまんま泳いだりしますね。

この理由については毛が濃いからとか言われますけど、いちばんの理由は「恥ずかしい」からだと思います。沖縄の人は恥ずかしがり屋が多いんですよ。初めて追会う人には恥じかさーしてなかなか話かけられないけど、仲良くなったらものすごく仲良くなる。内弁慶的な人が多いのは事実です(笑)

なので、沖縄で地元の人に話かけて無視された!なんてことがあっても安心してください!相手は緊張して恥じかさーしてるだけなんで(笑)

もちろん、みんながみんなそういう性格ではないですけど、そんな人が多い島です。それを知ったうえで旅行をすると、より沖縄旅行が楽しめるんじゃないでしょうか(笑)

そんなこんなで、まだまだ話したいことはありますが沖縄の海についてのお話でした。

沖縄の海は奇跡の海と言いましたが、実は沖縄の森も「奇跡の森」なんですよ?

奇跡が多いですが(笑)

その奇跡の森についてはまた今度にでも!

ガイドをするときにはこんな話をしたりしてます。興味のある方はぜひ

かいたひと
ゴリラ勇介

沖縄で「ゴリラコーポレーション」というコンビで芸人をやっています。
普段は漫才やコント、新聞での執筆活動、ラジオで喋るのも聴くのも好きで、ラジオ沖縄では「people wave α」という番組もやりつつ、タイムテーブルでラジオコンシェルジュを執筆しています。RBCiラジオでも「只今いきものんちゅ」という番組をやっています。

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