泡瀬の防波堤

今日は観光スポットというより、地元の人に愛されている穴場を紹介。
沖縄市泡瀬にある防波堤「泡瀬の防波堤」
場所は米軍泡瀬通信隊施設のすぐそば、泡瀬干潟にあります。
泡瀬干潟自体は潮干狩りのポイントとしても有名で、旧暦の3月3日浜下りの日になると潮干狩りをする人で溢れかえるぐらいです。
そんな泡瀬干潟の防波堤が、なかなか良いスポットなんです!

こんな感じの防波堤が900m続いてて、散歩する人や防波堤に座ってユンタクする人、お酒を飲む人など多い時は5m間隔ぐらいで人がいます。
たま〜に朝日が上がる瞬間を写真に納めようとカメラを構える人もいます。
この防波堤に書いてる絵が面白いものがって、この間はこんな絵を見つけました。

もしかしたらこのストリートアート。バンクシーでは・・・。
そんな冗談はさておき

これは「石敢當」で“いしがんとう“と読みます。

沖縄に古くから伝わる魔除けで、大体は丁字路の突き当たりの壁に石敢當と書いた(掘った)石を設置します。
というのも、沖縄では昔からマジムン(妖怪)は真っ直ぐ進むのでこの丁字路の突き当たりに当たる家はマジムンの通り道になる。それを防ぐためにこのお守りを設置してマジムンから守る。ってゆう感じで、今でも色んな所で見る事ができます。
もちろん設置の費用は実費です(笑)
それでも結構な場所で設置されてるのを見るので、沖縄の人は結構信心深いところがあるんですよ〜。
ただ、防波堤に書かれてるのは初めて見たんで思わず写真に収めちゃいました(笑)
しかもこの防波堤に描かれてる絵は定期的に変わるんで、その度にこんな感じで面白い絵を発見する事ができるかもしれません。


他に、これは特に釣りをする人に向けた情報ですけど、この防波堤を通信隊向けにずっと歩いていくと小さい川が流れ込んでる場所があります。
そこ、ボラがうすまさ居ます(笑)
夕方になるとそのボラを捕獲しに来る人が毎日いるんですよ。
きっとガーラを釣る為の餌にするんでしょうね〜。
サッときてサッと釣ってサッと帰りますけど(笑)

この左側が川が流れ込んでる場所でボラがうすまさいる所、んで右が海側です。
少し干上がってますけど、大潮の日はもっともっと奥の方まで干上がります。

で、潮干狩りとかボラ釣りもいいんですけど、僕のおすすめとしてはやっぱり散歩コースとしての泡瀬防波堤です。
防波堤だけで900mあるんですけど、実は写真左奥にある金網。この金網に沿って奥まで歩いていけるんです。


こんな感じで。
結構先まで続いてて、海が引いてたらぐるっと金網沿いを一周回る事も可能です!
僕の歩くスピードで一周40分ぐらい。
なかなか良い散歩になるでしょ?
途中防波堤が崩れてる場所もあるので歩くときは充分に注意してくださいね!

結構おじいちゃんとかも朝夕の散歩で歩いてたり、犬の散歩をしてる人とすれ違ったりしますが、基本的にはあまり人も居なくて気持ちいい散歩コースになってます。
ぜひ一度、地元の人になった気分で泡瀬干潟を見ながら散歩してみるのはいかがですか?

かいたひと
ゴリラ勇介

沖縄で「ゴリラコーポレーション」というコンビで芸人をやっています。
普段は漫才やコント、新聞での執筆活動、ラジオで喋るのも聴くのも好きで、ラジオ沖縄では「people wave α」という番組もやりつつ、タイムテーブルでラジオコンシェルジュを執筆しています。RBCiラジオでも「只今いきものんちゅ」という番組をやっています。

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