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さんぴん茶

沖縄のお茶と言えば「さんぴん茶」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
実際沖縄ではたくさんの県民に親しまれて、飲まれてきたお茶です。
そんな“さんぴん茶“のお話です。

さんぴん茶とは

さんぴん茶は緑茶にジャスミンの花の香りをつけた「花茶」の事で、中国から伝わってきたと言われています。ただいつ頃沖縄に伝わってきたのかはハッキリとしていません。
中国語での俗称「香片(シャンピエン)」から沖縄では「さんぴん茶」と呼ばれています。他にはジャスミンの花を使用してることから「ジャスミン茶」と言われたりもします。
県内の各飲料メーカーから「さんぴん茶」は発売されていますが、伊藤園だけは「さんぴん花茶」って名称なんです。それはさんぴん茶がお茶に香りをつける“花茶“に分類されるところからなんですね。

それと、ジャスミンの事を中国語で「茉莉花(まつりか)」と言います。県内に茉莉花って名前のお店がちょこちょこあるんですけど、今までは「漢字むずっ!読めない!」ぐらいの感覚だったけど、これを知ることで「なるほど、ジャスミンの事ね」ってニヤつくことが可能になりましたね。

さんぴん茶が飲まれる理由

さんぴん茶自体、元々みんなに飲まれてはいました。茶葉を急須に入れて熱いお茶としてさんぴん茶は飲まれていました。
今でもおばーの家とか行くとアルミの缶に入ったさんぴん茶の茶葉があったりします。
そう、元々飲まれていたさんぴん茶なんですけど、どちらかというと年配の人があちじゃー(熱いお茶)として飲んでたイメージでした。それが、ここまで幅広い年代の人にも広く浸透したのは、1993年の事です。
沖縄ポッカ(現ポッカサッポロ)が自動販売機で冷えたさんぴん茶を発売したのが始まりです。

それまで“自動販売機はジュースを買うモン“としての認識が一般的で、お茶は家で飲むものって感覚でした。
実際僕の記憶でも当時は自動販売機にお茶ってほとんどありませんでした。
そんな中、冷えたさんぴん茶を自動販売機で発売したところ爆発的なヒットに。
元々さんぴん茶自体はみんな知ってて“全くの新しいお茶“じゃなかったところがヒットに繋がったのかもしれません。
実は僕お笑いを始めた当初はポッカに勤めてて、さんぴん茶が爆発的ヒットをした時の話を会社の先輩に聞いたんですけど、売れすぎて忙しくてやばかったと。ただ、そのおかげで全社員に臨時ボーナスが出たとか。
そのヒットもあり、さんぴん茶と言えばポッカ、ひいては沖縄のお茶と言えばさんぴん茶になっていきました。

ポッカのさんぴん茶に“元祖“って書いてるのはそういう理由なんですね。

まとめ

今でこそ県内、県外の多くの人に飲まれる様になったさんぴん茶ですが、まだ県外の人には今ほど浸透してない時、自信を持ってさんぴん茶を勧めたら“香りが強くてまずい“ってはっきり言われた事があります(笑)
最近は緑茶に勢いを持っていかれつつありますが、でも、でも!!今も昔も、さんぴん茶は間違いなく沖縄のソウルドリンクです。

冷たいさんぴん茶もいいですが、熱いさんぴん茶は香りがより楽しめてオススメっす。
元祖さんぴん茶のメーカーで働いてた僕が言うんだから間違いない!!

最後に、芸人をしながらポッカに勤めてた僕ですが、当時会社の規定上副業が禁止だったんです。
ある日社長に呼ばれて、「今のままでは芸人のお前を応援することができない」と言われ退社を決意。
社長は「自分の夢に向かって頑張れ。これからは俺たち会社のみんなもお前を応援するから」って背中を押してくれました。
しばらくして、ポッカのCMにベンビーさんという沖縄の芸人が起用されてました。
こらー!!(笑)

※もう10年ぐらい前の話しなんで笑い話です(笑)

かいたひと
ゴリラ勇介

沖縄で「ゴリラコーポレーション」というコンビで芸人をやっています。
普段は漫才やコント、新聞での執筆活動、ラジオで喋るのも聴くのも好きで、ラジオ沖縄では「people wave α」という番組もやりつつ、タイムテーブルでラジオコンシェルジュを執筆しています。RBCiラジオでも「只今いきものんちゅ」という番組をやっています。

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